焼きたての串焼きから、揚げ春巻き、南国フルーツ、冷たいチャータイまで。タイの市場は、歩くだけで食欲をそそる発見の連続です。ここでは代表的な15品を、味や食感、注文のヒントとともにご紹介します。

01. ムーピン
หมูปิ้ง
朝の市場で湯気を上げる豚肉の串焼き。にんにくや調味料で下味をつけた肉を炭火で焼くと、脂の香ばしさと甘辛いタレが広がります。もち米「カオニャオ」を添えると軽い朝食にも。店ごとに甘さや肉の部位が違うので、焼きたてを選ぶのがおすすめです。

02. パッタイ
ผัดไทย
米麺を卵、豆腐、もやし、ニラなどと炒め、タマリンドの酸味と甘みを重ねた人気料理。エビ入りなど具材を選べる店もあります。砕いたピーナッツやライム、唐辛子を好みで加えると味が変化します。最初は調味料を少しずつ足してみましょう。

03. ソムタム
ส้มตำ
細切りの青パパイヤを唐辛子、ライム、ナンプラーなどと和えた、歯ざわりのよいサラダ。甘さ・酸っぱさ・塩気・辛さが一度に押し寄せるのが魅力です。種類によって発酵魚の調味料や塩漬けカニが入ることもあるため、苦手な食材があれば注文前に確認しましょう。

04. ガイヤーン
ไก่ย่าง
香草や調味料で下味をつけた鶏肉を、じっくり焼き上げるタイ風グリルチキン。皮の香ばしさと肉のうま味が特徴で、東北タイではソムタムやもち米と合わせる定番の組み合わせです。甘辛い、または酸味のあるつけダレを添える店もあります。

05. ガイトート
ไก่ทอด
屋台の大きな鍋で揚げられる鶏肉は、衣のカリッとした食感とジューシーな身が魅力。にんにくや胡椒の香りが効いたタイプ、薄い衣のタイプなど店ごとの個性も豊かです。手羽やももなど部位を選べる場合もあり、もち米と一緒に食べても満足感があります。

06. サイクローク・イサーン
ไส้กรอกอีสาน
発酵させた豚肉と米などを使う、東北タイ生まれのソーセージ。ひと口かじると、肉のうま味の後に独特の酸味が感じられます。屋台では生姜、キャベツ、唐辛子を添えることも。辛いのが苦手なら唐辛子を避け、まずはソーセージそのものの味を楽しんでみてください。

07. ホイトート
หอยทอด
貝、卵、生地を熱い鉄板で焼き上げる屋台料理。縁をカリカリに焼くタイプも、もっちりした食感を楽しむタイプもあり、香ばしさが食欲を誘います。もやしを添え、甘辛いチリソースをつけて食べるのが一般的。貝の種類や火の通り具合は店によって異なります。

08. クイッティアオロート
ก๋วยเตี๋ยวหลอด
米粉で作った薄くやわらかな皮に、肉や野菜などの具を合わせた蒸し料理。透明感のある生春巻きのような見た目でも、具材や包み方、タレは地域や店でさまざまです。もちっとした皮と具の食感、甘辛いタレの組み合わせを味わってみてください。

09. ポーピア(揚げ春巻き)
ปอเปี๊ยะทอด
薄い皮で野菜や肉などの具を巻き、きつね色に揚げたタイの春巻き。ひと口目のパリッとした歯ざわりが魅力で、甘酸っぱいチリソースをつけると味が引き立ちます。店によって具材が異なるため、ベジタリアンの方やアレルギーのある方は中身を確認すると安心です。

10. カノムクロック
ขนมครก
小さなくぼみのある鉄板で焼く、ココナッツミルク風味の伝統菓子。外側は香ばしく、中はやわらかくとろりとした食感が楽しめます。ネギやコーンなどをのせる店もあり、甘い生地との意外な相性が魅力。焼きたては熱いので、少し冷ましてからどうぞ。

11. ロティ
โรตี
薄く伸ばした生地を鉄板で焼く、香ばしい屋台スイーツ。バナナを包んで焼いたり、練乳やチョコレートをかけたりと、好みのトッピングで楽しめます。外側はサクッと、中はもちっとした食感。甘さが気になる方は練乳の量を控えてもらえるか尋ねてみましょう。

12. カオニャオ・マムアン
ข้าวเหนียวมะม่วง
熟したマンゴーと、ココナッツミルクを含ませたもち米を一緒に味わうタイの代表的なデザート。果実のさわやかな甘みと、ほんのり塩気のあるココナッツソースがよく合います。マンゴーの品種や旬によって風味が変わるので、果物がおいしい季節には特におすすめです。

13. フルーツスムージー
น้ำผลไม้ปั่น
暑い市場を歩いたあとにうれしい、果物たっぷりの冷たい一杯。マンゴー、スイカ、パイナップルなど、並んだ果物から選んで作ってもらえる屋台もあります。砂糖やシロップ、練乳を加える店もあるため、甘さを控えたい場合は注文時に相談してみてください。

14. 季節のカットフルーツ
ผลไม้หั่น
色とりどりの果物を食べやすく切って売る屋台は、タイの市場らしい風景のひとつ。スイカやパイナップルのほか、時期によってマンゴー、マンゴスチン、ランブータンなどにも出会えます。旬の果物を少量ずつ試せるのが魅力。清潔に保管されている店を選びましょう。

15. チャータイ
ชาไทย
濃く抽出したタイのお茶にミルクや甘みを加えた、香り豊かな定番ドリンク。氷をたっぷり入れた冷たいタイプは「チャーイェン(ชาเย็น)」とも呼ばれます。茶葉の香りとクリーミーな甘さが、辛い料理の後にもぴったり。甘さを控えたい場合は注文時に伝えてみましょう。
市場で食べ歩きを楽しむコツ
小額の現金を用意し、調理したてのものを選びましょう。辛さが苦手なら「マイ・ペット(ไม่เผ็ด/辛くしないで)」と伝えると便利です。食物アレルギーがある方は材料を必ず確認してください。
市場で使える!15品を一枚にまとめました
画像をタップすると拡大できます。現地の屋台で料理名を見せたいときにも便利です。

※この画像はAIが精いっぱい市場の現物に近づけて作りました。実際の料理は店によって異なります。