チャトチャック・ウィークエンドマーケット
週末の巨大市場。衣類、雑貨、工芸品、食べ物など、歩くたびに新しい発見があります。迷いやすいので気になった店の位置を記録しておくと便利。日差しが強い日は早い時間帯に訪れ、水分補給を忘れずに。
タイを初めて訪れるなら、都会の活気を感じるバンコクと、北タイの文化・自然を楽しめるチェンマイを組み合わせる旅はいかがでしょうか。私たち夫婦が実際に印象に残った14の体験を中心に、旅の準備から帰国までをご案内します。
バンコクでは市場、グルメ、川沿いの夜景や高層展望台を。チェンマイでは週末市場、旧市街、工芸、山の自然を。寺院などは歴史・建築の視点で触れ、特定の信仰を前提にしないガイドを目指しました。
バンコクはおおむね11〜2月が比較的過ごしやすく、3〜5月は暑さが厳しくなる傾向があります。雨季は短時間の強い雨に備え、屋内スポットを組み合わせると安心です。
チェンマイでは例年2〜4月ごろに煙害やPM2.5が問題になることがあります。気温だけでなく、現地の大気質予報も確認して予定を決めましょう。
ビザ免除の対象国・滞在日数・必要書類は国籍や渡航目的で異なり、制度も変更されます。日本国籍の方も、出発直前にタイ大使館・領事館などの最新案内を確認してください。
タイへ入国する外国人旅行者には原則TDAC(Thailand Digital Arrival Card)の事前登録が必要です。公式の登録サイトは タイ入国管理局TDAC。登録は無料で、到着日を含む3日以内が案内されています。TDACはビザではありません。
パスポート残存期間、航空券、旅行保険、必要な医薬品も確認。海外旅行保険は補償限度額と適用条件を比較しましょう。
バンコクにはスワンナプーム(BKK)とドンムアン(DMK)の2空港があります。バンコクからチェンマイへは飛行機で約1時間強。鉄道や寝台列車もありますが、時間と予約のしやすさを比べて選びましょう。
航空券を予約する際は、乗り継ぎ時間、預け荷物の扱い、空港間移動の有無、到着時刻を確認してください。別々に購入した航空券は、遅延時の保護条件が異なる場合があります。
私たちは以前、チェジュ航空で成田→仁川国際空港→チェンマイというルートを選んだことがあります。理由は「乗り継ぎ時間に韓国料理も食べてしまおう!」という欲張りな発想でした。目的地までの道のりそのものが旅の思い出になります。
ただし、これは過去の体験談で、現在の運航を保証するものではありません。空港内で食事をするのか、韓国に入国して外へ出るのかで必要な時間や手続きが変わります。国籍別の入国条件、再チェックイン、手荷物、遅延リスクを必ず確認してください。初めての海外旅行なら乗り継ぎの少ない旅程がおすすめです。
スワンナプーム空港からはエアポート・レール・リンクやタクシーなどが利用できます。ドンムアン空港からは鉄道・タクシーなど。利用便が異なる空港に到着・出発する場合は移動時間に余裕を。
チェンマイ国際空港は市街地に比較的近く、タクシーや配車サービスで移動しやすい空港です。公式の乗り場案内を確認し、料金・支払い方法を乗車前に確かめましょう。
バンコクではBTS沿線のスクンビット、買い物に便利なサイアム、川景色が楽しめるリバーサイドなどが候補。交通手段と観光目的を先に決めると選びやすくなります。
チェンマイでは旧市街が街歩きに便利。ニマンヘミンはカフェ巡り、ナイトバザール周辺は夜の買い物を楽しみたい人に向いています。ホテルを比較する際は、駅や市場までの実際の移動時間、キャンセル条件、朝食の有無、口コミを確認しましょう。
週末の巨大市場。衣類、雑貨、工芸品、食べ物など、歩くたびに新しい発見があります。迷いやすいので気になった店の位置を記録しておくと便利。日差しが強い日は早い時間帯に訪れ、水分補給を忘れずに。
ソフトシェルクラブを卵とカレー粉などで炒めるプーニム・パッポンカリーは、ご飯との相性が抜群。一般的なカニを使ったプー・パッポンカリーとは食材が異なるので、注文時に確認しましょう。店舗ごとの営業時間や予約条件も事前に確認を。
日中の川景色も魅力ですが、夜のクルーズではライトアップされた街並みが印象的。食事付き・観光中心など船によって内容が異なります。乗船場所、集合時刻、座席、天候による変更条件を確認して選びましょう。
タイシルクの発展に貢献した人物の住居を公開した施設。伝統的な木造建築や美術品、緑の庭を通してタイの工芸文化に触れられます。ガイドツアーの言語や入場方法は訪問前に確認を。
川沿いのショッピング・飲食エリア。夕方から夜にかけての散策に向いています。市場とは異なる開放的な雰囲気を楽しめますが、店舗やアトラクションの営業状況は変わるため、事前確認がおすすめ。

高層ビルからバンコクを一望できる展望施設。ガラス床は迫力がありますが、高所が苦手なら通常の展望エリアだけでも楽しめます。天候や安全上の理由で屋外エリアが利用できない場合もあります。
サイアム・パラゴン内の大型水族館。雨や暑さが厳しい日の屋内観光にも便利です。展示内容や体験プログラム、チケット条件は訪問前に公式案内で確認しましょう。

土曜はウアライ通り、日曜はターペー門からラチャダムヌーン通り周辺が代表的。手工芸品や食べ歩きを楽しめます。曜日に合わせてチェンマイの滞在日を決めるのがコツです。
チェンマイらしい赤い乗り合い車。行き先や乗車方法によって料金が変わるため、乗る前に行き先と料金を確認しましょう。貸切利用と乗り合い利用の違いにも注意。
大きなゾウを間近で見られる体験は印象に残ります。施設ごとに飼育環境は異なるため、乗象やショーを前提にせず、ゾウの自然な行動や休息を尊重する施設を慎重に選びましょう。
衣類、刺繍、バッグ、アクセサリーなど、地域の作り手の技術に出会えます。ひとまとめに「少数民族の雑貨」と呼ぶのではなく、産地や作り手、模様の背景を尋ねてみるのも楽しい体験です。
城壁や堀の残るエリアで、路地、カフェ、古い建築を眺めながらの散歩がおすすめ。歴史的な寺院も、信仰の有無にかかわらず建築や美術の視点から見学できます。服装や撮影ルールは守りましょう。
香りを選んで自分だけの香水を作る体験は、帰国後も旅を思い出させてくれます。工芸や料理などほかの体験も豊富。所要時間、言語、予約方法、持ち帰り条件を確認してください。

タイ最高峰を含む山岳地帯で、森林、滝、遊歩道を楽しめます。標高が高く市街地より涼しいことも。季節によって自然歩道が閉鎖されたり、ガイド同行が必要だったりするので事前確認を。
大きなホテルや商業施設ではカードが使えても、市場や屋台では現金が役立ちます。少額紙幣を用意し、ATM利用時の現地手数料やカード会社の手数料にも注意してください。
スマートフォンの通信には現地SIMやeSIMが便利です。端末が対応しているか、通信容量、日数、音声通話の有無を確認しましょう。地図・翻訳・配車アプリを出発前に準備すると安心です。
持ち物はパスポート、保険、常備薬、暑さ対策、歩きやすい靴、充電器など。チェンマイの山岳部は市街地より冷える場合があるので薄手の上着も役立ちます。
バンコクでは各地のタイ料理が集まり、チェンマイでは北タイ名物のカオソーイもおすすめ。辛さが苦手なら「マイペット(辛くしないで)」と伝えてみましょう。ただし、料理によっては辛さを完全に取り除けないこともあります。詳しくは第1弾のタイ料理10選をご覧ください。
混雑した市場では貴重品を管理し、道路横断時は車やバイクに注意。暑さと脱水にも気をつけ、こまめに休憩しましょう。歴史的建築物の服装・撮影ルールは尊重してください。
1日目:日本からバンコクへ。ホテル周辺で夕食、移動疲れを優先して休息。
2日目:チャトチャック市場(週末なら)とジム・トンプソンの家、サイアム周辺。
3日目:水族館やショッピング、夕方はマハナコーン、夜はクルーズまたはアジアティーク。
4日目:チェンマイへ移動。旧市街とカフェ、夜の市場を散策。
5日目:ドイインタノンへの日帰り旅行、帰着後は無理せず夕食。
6日目:工芸品探しやワークショップ。ゾウの観察施設は半日以上かかることもあるので、どちらかを選ぶなど調整。帰国便へ。
7日目:日本に帰着。便の時刻により日程は変わります。
曜日の注意:チャトチャックは週末中心、チェンマイの代表的なウォーキングストリートは土・日で場所が違います。5泊7日で両都市の週末市場すべてを回るのは難しいため、優先する市場を決めて順番を入れ替えましょう。
バンコクのにぎわいとチェンマイのゆったりした時間。2都市を訪れると、タイの異なる表情に出会えます。私たちの体験を参考に、自分らしい旅を組み立ててみてください。
これからはピッサヌローク、スコータイ、チェンライ、ブリーラムなど地方都市の特集も増やしていく予定です。